一般社団法人アートパラ深川 アートパラ深川おしゃべりな芸術祭 2023実行委員会
2023年10月14日(土)〜10月22日(日)9日間
深川エリア[門前仲町・清澄庭園・森下・豊洲]
芸術祭の大義 [ 共に生きる ]
【アートパラ深川 おしゃべりな芸術祭】憲章
アートで人々をつなぎ、 おしゃべりを楽しみ、 お互いを認め合い、 支え合う。 私たちはアートの力で 「共に生きる」 社会を目指します。
門前仲町、清澄白河、森下、豊洲に個性豊かなアートが溢れ、 深川の街全体が美術館になる9日間。
今年で第4回目となる本展の主催は、深川とアートを心から愛する地域住民。「共に生きる」をテーマに、世界でも類を見ないアートイベント【アートパラ深川2023 おしゃべりな芸術祭】が開催されます。今も江戸の風情と情緒を感じさせる深川の 下町。そこを舞台に散りばめられるのは、障がいを持つアーティストの作品たち。 世界のどこにもないその素晴らしい光景が、毎年観る人の心を掴んできました。 日本国内の障がい者は約1,160万人。国民の約10人に1人が、何らかの障がいと共に 社会生活を営んでいます。しかし日々の生活の中で、私たちはどれだけその現実と 向き合っているでしょうか。そして彼らが生み出すアートの魅力を知っているでしょうか。
健康だと思っている自分たち自身、そして「健常とされるもの」の枠内での暮らしや 価値観。そこから一歩踏み出して、すべてのものに目を向け、等しく受け入れるきっかけに 本展がなってほしいと私たちは願っています。 「アートパラ深川」は、アートを街に解放する芸術祭。それと同時にすべての価値観を 解放する芸術祭でもあります。障がいを持つアーティストが生み出す色、形、そして 想像力は、きっとこれまでにない新しい感動と驚きをあなたに与えてくれることでしょう。 深川という街を舞台に生み出される感動。アートの力が世界中から人々を引き寄せ、 立ち止まらせ、今までにない「対話」が生まれるひと時。そんな素敵な瞬間を、街歩き の延長線で、さまざまなアートイベントに参加して、ぜひ体験してください。誰もが それぞれを認め合い、支え合う「共に生きる」社会を体感していただくために、今年も 深川でお待ちしています。
今年のアートパラ深川おしゃべりな芸術祭の主軸となるメインコンテンツです。
アートパラ深川では、全国公募展でアーティストに光をあてるだけではなく、可能性を伸ばす活動も行っています。その一つの試みが「アートパラ・マーケット・フェア[AMF]」。障がいを持つアーティストのマーケット創出を目的に、昨年の全国公募展で入賞したアーティストの原画(一部複製画)を多数展示したグループ展を開催しています(オンラインで購入できる作品もあります)。入賞アーティストの質の高い作品をじっくりとご覧いただけます。売上げはすべてアーティストに還元しています。
【深川不動堂・地下1階「ロータスホール」】(東京都江東区富岡1-17-13)
10月14日(土)∼22日(日)10:00∼17:00(最終入場16:00)
※本堂正面からお入りください ※購入できる作品はすべて本会場に展示されています
【清澄庭園内「大正記念館」】(東京都江東区清澄3-3-9)
10月14日(土)∼22日(日)10:00∼17:00(最終入場16:30)
※入園料/一般:150円、65歳以上:70円
大賞
作家:有田京子(ありた きょうこ)
作品:南海本線車両の色
所属:YELLOW 大阪府在住
準大賞
作家:奥亀屋一慶(おくかめや いっけい)
作品:戦うな、恋をせよ!
所属:特定非営利法人希望の園
三重県在住
準大賞
作家:山﨑利之(やまざき としゆき)
作品:ゾウとキリン
所属:社会福祉法人みぬま福祉会・工房集
埼玉県在住
「アートパラ深川大賞」とは?
アートパラ深川おしゃべりな芸術祭では、まだ世の中に知られていないアーティストに光をあて、障がいのあるアーティストが描くアートの魅力と価値を社会に伝えることを目的に全国公募展を開催しています。2022年の全国公募展には、北から南の各地から547点の応募があり、一次審査で131点が入選、二次審査で45点が入賞作品として選ばれました。
林真理子さんを審査委員長とし、アートパラのスペシャルアドバイザーでもあるコシノジュンコさんほか数名の審査員を迎え各賞が選出されました。また、後援いただいた各省庁や江東区、本芸術祭のパートナー企業からも賞が提供されています。
これまで毎年開催してきた全国公募展は、今後1年おきの開催となり、アートパラ深川の主要企画として、AMF(ア ートパラ・マーケット・フェア)と共に2年越しの交互開催となります。全国公募展の開催の年を“萌芽(ほうが)の年”、その翌年のAMF開催の年を“耀きの年”と位置付け、「共に生きる」社会を目指し、丁寧に着実に歩んでまいりたいと考えています。
アートパラ深川のメインコンテンツの一つが「街なかアート」。門前仲町・清澄白河・森下・豊洲にある神社・仏閣、商店街、橋、海沿いなどに作品を掲示し、街全体を美術館にします!2020年・2021年・2022年に開催された全国公募展での入賞入選した約550点の素晴らしいアートを、街歩きを楽しみながらご鑑賞ください。
【門前仲町・清澄白河・森下・豊洲】
10月14日[土]∼22日[日]24時間見学可能
[門前仲町の一部エリアは16時まで](22日最終日は16時まで)
■街なかアートと芝生ホリディ[清澄庭園xアートxミュージック]
東京都名勝回遊式林泉庭園にも街なかアート (約30枚)を展示します。アート作品付近では、「芝生ホリディ」と称して、心地よいアンビエント・ミュージック(環境音楽) が流れますので、アート作品とのコラボレーション を五感でお楽しみください。楽曲提供は、世界的な フェスティバルでも活躍するサウンドアーティスト のsawakoさん。
日程:街なかアートは、10月14日(土)∼10月22 日(日)10時∼17時(最終受付16時30分)最終日は16時まで。芝生ホリディは土日のみ。
すっかり芸術祭のシンボルとなった「みんなのアート絵馬神輿」は、江東区内の障がいのある子どもたちや福祉施設に通う方たちに、それぞれの想いを込めて自由に描いてもらった約1300枚のアート絵馬が、富岡八幡宮の境内に飾られます。御神輿と絵馬ボードには「小さな芸術家たち」が描いた色とりどりのアート絵馬が飾り付けられています。
【富岡八幡宮・本殿前】(東京都江東区富岡1-20-33)
10月14日(土)∼22日(日)10:00∼16:00
■アートパラ深川の活動に共感された、たくさんの各界著名人に描いていただいた個性的な「応援アート絵馬」も展示していますのでぜひご覧ください。
江東区内の4つの特別支援学校のこどもたちがカラフルなマスキングテープで作成した大きなハートのオブジェを展示します。また、マスキングテープでハートをかたどった小さなハート・カードも約500枚展示します。江東区内のこどもたちのアートをぜひご覧ください。
【ららぽーと豊洲1Fセンターエントランス】
10月14日(土)・15日(日) 10時∼21時
【清澄庭園内「大正記念館」】(東京都江東区清澄3-3-9)
10月16日(月)∼10月22日(日) 10時∼17時(最終受付16時30分)
10/14開催初日に東京都現代美術館で開催されるオープニングセレモニーにおいて、ライブイベントとしてダウン症の芸術家の隅野由子さんに「書」によって芸術祭を表現していただきます。書いていただいた「書」は開催期間中、下記のとおり展示されますのでぜひご鑑賞ください。
※オープニングセレモニーは、関係者及び報道関係者のみの参加となっておりますので、あらかじめご了承ください。
【清澄庭園内「大正記念館」】(東京都江東区清澄3-3-9)
10月15日(日)∼10月22日(日) 10時∼17時(最終受付16時30分)
毎週日曜日と祝日に歩行者天国となる下町風情のあふれる商店街で、下記日程にて芸術祭関連の楽しいイベントやワーク ショップを開催。日本マンガの先駆的なキャラクター「のらくろ」ゆかりの地でもあります。15日(日)は、ロックンロールバンド 「サルサガムテープ」のライブを行います。バンド名にもなっているガムテープとポリバケツで作った自作の太鼓とギターやサックスなどでパワフルな フォーマンスを披露。サルサメンバーでドラムの元ザ・ブルーハーツのメンバー、カジくんこと梶原 徹也さんも参加します。ガムテープポリバケツ太鼓制作のワークショップも行います。
■10月15日(日)
サルサガムテープ ワークショップ&ライブ/江東区内障害者施設製品販売
■10月22日(日)
電動車椅子試乗会 / リアルボッチャ/オンラインボッチャ/レゴブロックワークショップ/江東区内障害者施設製品販売/手作り福祉玩具展示(おぎもとき)/パフォーマンスライブ(ダンデライオン&ラブガーデンによるゴスペルライブ)
『アートパラ深川おしゃべりな芸術祭』は4回目を迎えました。障がいのある方々の個性と才能が昇華されたアート作品が、今年も下町情緒にあふれる深川の色々な所で展示されます。みなさまのご協力とご支援があって、この機会を得られましたこと心より感謝申し上げます。
障がいのある方々のアートには、彼ら・彼女らの特性がのびのびと自由に発揮され、美しさと心をゆさぶるエネルギーに満ちています。 『アートパラ深川おしゃべりな芸術祭』は、こうしたアートの魅力と価値を伝えたい。ならば、地域住民の手によって、深川の街全体を美術館にしてしまおう! 深川が「共に生きる社会」を体現する街にしよう!と、このような思いでスタートとした芸術祭です。
アート表現はあらゆる障壁を打ち壊し、「対話」を生み出すパワーと魅力を持っています。ダイバーシティ(多様性)を発展させ、より包括的(インクルージョン)な未来を示しています。
ぜひ、『アートパラ深川おしゃべりな芸術祭』を訪ねてみてください。きっと新しい発見があると思います。これをきっかけに、さらにご縁が生まれつながることを願います。
そして、『アートパラ深川おしゃべりな芸術祭』が100年続く芸術祭となるよう、私たちの活動をこれからも長きにわたる応援と盛り上げていただくことをお願い申し上げます。
本芸術祭がここ深川ではじまり、街全体が美術館になる風景をつくりだしてから早4年が経ちました。
この時期になると街のあちこちに飾られるアート作品の数々が、ようやく風物詩のように街を行き交う人たちに受け入れていただけるようになってきたと感じています。
想像を超える色づかいや手法による作品、圧倒的な力強さを放つ作品にこれまで数多く出会いました。
いずれもまだ世の中にほとんど知られていないアーティストの創作であり、本芸術祭はそんなアーティストと作品に光をあてることを第一義として開催しています。
そして、何らかの障がいをもつアーティストが創り出すこの素晴らしいアートを通じて、いずれ偏見や差別といった線引きのない「共に生きる」社会へと歩みを進めていきたいと考えています。
2023アートパラ深川おしゃべりな芸術祭は、昨年度の全国公募展で出会ったアーティストとその作品にこれまでにも増して光をあてる「耀き」の年として開催します。大きな期待と希望を託された次回開催予定の公募展へとつながる大事な道のりとして、どうか皆さまお力添えのほどお願い申し上げます。
祝辞
このたび、「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2023」が開催されることを心からお慶び申し上げます。芸術文化は、まちに彩りを与え、人々を楽しませるだけでなく、教育や福祉、産業、観光など多様な分野にプラスの効果をもたらします。持続可能な、より良い社会づくりの原動力となります。
東京都は、「東京文化戦略2030」を策定し、芸術文化の力で、共生社会の実現を目指しています。
深川のまちを舞台に、障がいのある方がアート作品を発表し、広く都民が気軽におしゃべりしながら鑑賞できるこの芸術祭は、創作者の感性を豊かにし、世界に向けた才能の「輝き」をより強いものにします。見る人には、作品の刺激や感動が、新たな気付きと活力を与えてくれることでしょう。このことが、皆が共に生きる「共生社会」への気運を一層醸成していくことを願っています。地域のボランティアの皆様をはじめ、開催に尽力された関係者の皆様に深く敬意を表し、本芸術祭の益々の発展を祈念いたします。
東京都知事 小池百合子
「アートと多様性を街の活力に」と宣言して、本年4月に江東区長に就任しました。私の思い描く街づくりの理念にまさに合致しているのが【アートパラ深川おしゃべりな芸術祭】です。
障がいのある方による印象的・個性的なアートの数々が、江戸からの神社仏閣のある下町の街なかに展示され、街全体が美術館となります。街の方々が実行委員会をつくり主体的・能動的に動いているのも、地域社会のあり方として誇れるものだと思います。
芸術祭の趣旨に賛同する多くの企業が参加し、障がいのあるアーティストとの商品開発やコラボレーションが行なわれているのも特筆すべき点です。コシノジュンコ先生らご高名な方々のご参加も、江東区のブランディングにおおいに貢献しています。
この取組みを一過性のものに終わらせず、下町の地域社会に根づいた「100年続く芸術祭」として育てていくために、関係各位の皆さまのご支援とご協力を私からもお願い申し上げる次第です。
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