2025年10月30日

深川の本祭を開催!全国から沢山のアーティストが芸術祭に来場されました。
9月の豊洲開催に続き、10月18日(土)~26日(日)の期間で、深川エリアの本祭を開催しました。初日に東京都現代美術館の講堂でオープニングセレモニーを実施しました。全国から沢山のアーティストやご家族が来場されました。再会を喜ぶ方、パートナー企業のご紹介など、会場のあちらこちらで笑顔の挨拶が交わされていました。改めて6年間の積み重ね、人と人のつながりの素晴らしさを実感しました。大久保区長の挨拶からセレモニーが始まり、小池都知事のビデオメッセージも嬉しかったです。来場された全てのアーティストにステージに上がってもらい、ひと言ずつメッセージをもらいました。

この日のメインイベントは、富岡八幡宮の干支大絵馬のお披露目です。今や売れっ子アーティストに成長した木下晃希さんが、来年の干支を描いてくださいました。広大な草原に三頭の馬が並んでいる構図ですが、山のゆったりとした稜線と清々しい青空が印象的です。モチーフそれぞれの色彩も絶妙なバランスで、この干支大絵馬をご覧になる参拝者を開放的で爽やかな気持ちへと導いてくれる筈です。
深川不動堂・ロータスホールではAMF(アートパラ・マーケット・フェア)を開催しました。2024年全国公募展の受賞アーティスト、45名のグループ展を実施、希望者には販売のサポートを行いました。売上げはアーティストの収入支援として全額お渡ししています。豊洲のオークションも成功で約70万円の支援になりましたが、深川では112点が購入されて約220万円の支援になりました。

作年は、庄司世知さんが代表を務める『ワールド ノウズ』が大ブレイクしました。ウルシマさんの大賞、山田さんはIHI 賞、林谷さんはマイナビ賞を受賞!深川江戸資料館・レクホールを丸ごと使って、『ウルシマ トモコとワールド ノウズの世界』の作品展示やトークショウ、ワークショップを開催しました。
ウルシマさんの「青とはさみの会話<4 card 9 message>」を線画にして、36枚のカード制作しました。それを36人がペイントするワークショップを各地で開催しました。天王洲アイル、東大島、福祉施設、特別支援級、カフェ、実行委員会など多様な場所で寄せ絵アートを完成させました。延べ1,000人以上がアートワークに参加したことになります。会場の壁面をぐるっとおおった40枚以上の寄せ絵アートは、まさにインクルーシブ社会を現すアート作品になりました。トークショーにも多くの来場者があり、楽しく、意味深い内容でした。ワールドノウズのメンバーの三橋さんのちょい悪でカッコいい似顔絵も大人気でした。
豊洲に続いて、深川開催も無事に終了することが出来ました。実行委員、ボランティア、パートナー企業、地域の人々、そしてアーティストに感謝いたします。

