林真理子
■全国障がい者アート公募展 ・ 特別審査員

Mariko Hayashi
林 真理子
作家
【プロフィール】 1954年4月1日、山梨県に生まれる。1976年日本大学芸術学部文芸学科を卒業。コピーライターを経て、1982年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を出版。1984年処女小説『星影のステラ』が直木賞候補に選出されたことを機に、執筆業に専念。1985年『最終便に間に合えば』『京都まで』により第94回直木賞を受賞。1995年『白蓮れんれん』により第8回柴田錬三郎賞を受賞。1998年『みんなの秘密』により第32回吉川英治文学賞を受賞。2000年直木賞選考委員に就任。他、数々の文学賞の選考委員を務める。2011年レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ受賞。2013年『アスクレピオスの愛人』により第20回島清恋愛文学賞を受賞。2018年 紫綬褒章受章。

【応援メッセージ】 「江戸の文化の中心になった下町、その中でも深川は、人々に親しみと同時に敬意を抱かせる土地でした。幾つかの人気のある神社仏閣があったからです。
ジンジャブッカク、リズミカルないい言葉です。神社もお寺も区別せず、まとめて敬って清らかにさせていただこうという心は、今の多様性に通じるものがあると思います。そんな深川で繰り広げられる障がい者の方々によるアート展をずっと楽しみにしてきました。
創作の過程でご苦労があっても、芸術表現において、ハンディキャップは全く関係ないはずですから。」