全国障がい者アート公募展・第一回アートパラ深川大賞には、北は北海道から南は沖縄まで、全国から約880点の応募作品が寄せられました。第1次審査の書類審査では、2名の特別審査員により、約150点の入選作品が選ばれました。第2次審査は、5人の特別審査員を中心に官庁担当者、協賛スポンサーも参加して選考が進められました。原画と対面して感動した複数の審査員から作品を購入したいとの問い合わせが相次ぎました。4時間に及ぶ審査の結果、大賞をはじめとする39作品の各賞が決まりました。
アートパラ深川大賞に落選作品は存在しません。障がいのある人の創作活動を応援することが芸術祭のミッションです。林真理子さん直筆の「みんなが大賞」もそうした思いから誕生しました。残念ながら入選に至らなかったすべての応募者に「みんなが大賞」が贈られます。躍動するアート作品を下町・深川から発信することで「共に生きる=共生」社会を未来に繋げる。すべての作品がその一助を担っていると私たちは考えています。
みんなが大賞